不織布製品企画・製造・販売の株式会社アサクラのスッタフブログ

最近話題のアサクラさん

不織布の㈱アサクラが、不織布関係の実験や検証、オススメ商品、新商品、スタッフの日常などを定期的にご紹介するブログです。

噂のAIに生分解性の問題点について文章を書いてもらった

こんにちは、アサクラのほつりんです。

今回は、最近ニュースなどでよく耳にする、AIを使った文章作成が思っていたより凄かったという話しです。

 

若干ネタ切れ気味の環境素材についてのブログを、AIの力を借りれば新たな切り口で書けるのではないかと思い、無料(お試し?)で使える文章生成アプリを使用して、以下の内容の文章を作成してもらいます。

 

「生分解性の素材は、早く分解し過ぎると在庫保存が出来なくて、消費期限が短く扱いづらい。分解が遅すぎると生分解性の恩恵が薄れる。生分解性素材としての落としどころが難しい」という内容のブログを私の代わりに書いて貰おうと思います。

 

では早速作成して行きましょう!

まずアプリにタイトルと導入文を入力します。

実は難しい?生分解性素材の落としどころ
生分解性も日々進化している素材の一つですが、個人的には落としどころの難しい素材の一つだと思っています。

 

次に記事の見出しを入力します。

1 生分解性の問題点
2 分解は早すぎても遅すぎてもダメ
3 現状は用途によって使い分ける
4 今後の課題

 

文章の雰囲気も選べるので、丁重を選択しました。

準備はこれだけです。あとは作成ボタンを押すだけです。

さあ、本当にAIが生分解性について文章を書く事ができるのでしょうか?見てみましょう!

 

あっという間に完成しました・・・
これがAIが作成した文章です。

実は難しい?生分解性素材の落下地点について

生分解性も日々進化している素材ですが、個人的には最も落としどころが難しい素材のひとつだと思います。生分解性の大きな課題は、分解させるためのポイントを落とすことです。生分解性素材は、環境に対してさまざまなメリットをもたらしますが、無視できない限界や課題もあります。さらに、生分解の速度もこの素材にとっては難しい問題です。本ブログでは、生分解性の問題点、分解速度が速すぎず遅すぎないことの重要性、用途に応じた生分解性素材の使い分けについて解説します。さらに、生分解性に関する今後の課題についてもお話します。

 

1. 生分解性の問題点

生分解性の課題は、素材の加工と適切な分解速度の選択である。素材の分解速度を決めるパラメータは、酸素、湿度、温度など複数存在する。素材が生分解するためには、一定期間内に温度を一定範囲に保つ必要があります。また、生分解に適した酸素濃度である必要があります。材料の分解を確実にするためには、湿度やその他の環境要因も考慮する必要があります。環境因子のいずれかが好ましくない場合、素材が分解されない可能性があります。さらに、素材が生分解するためには、適切な原材料を選択することも重要です。原材料は、再生可能な資源に由来し、グリーンな加工材料に変化することが望ましい。

 

2. 分解が早すぎても遅すぎてもいけない

生分解性に関しては、分解の速度とスピードの両方のコントロールが不可欠である。分解が遅すぎると、環境中に蓄積される可能性があります。一方、分解速度が速すぎると、生分解性材料の最終製品を制御し、利用しようとする際に困難が生じる可能性があります。さらに、コンポスト、埋め立て、リサイクルのいずれかを通して、材料の廃棄も考慮する必要があります。環境中の資源と廃棄物の適切な組み合わせが、材料の分解を成功させるカギとなります。さらに、生分解性材料の分解が早すぎると、土壌の肥沃度や水質の問題を引き起こす可能性があります。

 

3. 現在、用途によって使い分け

現在、生分解性材料の使用は用途に依存しています。例えば、特定の形状や特定の製品寿命が必要な用途では、熱硬化性プラスチックが好まれます。また、1回限りの迅速な使用が求められる用途では、生分解性ポリマーマットのようなバイオプラスチックが好まれます。生分解性材料は、包装、組織工学、その他の医療用インプラントにも使用することができます。用途によっては、従来のプラスチックとブレンドしたバイオポリマーを使用することも可能です。このような複合材料は、分解が早いものだけでなく、環境に配慮したものにも有効であると考えられる。

 

4. 今後の課題

今後、生分解性材料にはいくつかの課題があると思われます。最も重要な課題は、費用対効果の高い素材にすることでしょう。さらに、より良い原料の選定も効率化する必要があります。加工条件や技術を改善することで、この目標を達成することができます。さらに、ナノテクノロジーや遺伝子・酵素工学などの新しい技術も、生分解性材料の生産に役立つ可能性があります。これらの技術は、生分解性材料の特性をよりよく制御することができ、材料の分解時間や分解速度を最適化するのに役立ちます。

 

まとめ

生分解性は、この材料が分解されるためには、適切な原材料の選択と廃棄方法が不可欠であるため、複雑な材料である。したがって、生分解性材料の分解速度と分解速度を相殺することは困難な課題である。また、生分解性素材は、求められる製品の寿命や形状に応じて、さまざまな用途に使用することが可能です。しかし、費用対効果や生産技術の向上といった将来の課題は、ナノテクノロジーや遺伝子・酵素工学によって解決される可能性があります。生分解性素材は、環境面で大きなメリットをもたらしますが、その反面、欠点も見過ごせません。

 

どうでしょうか?
正直ここまで凄いとは思いませんでした。

意図した内容じゃない部分や、おかしな文章などがありますので、そのまま使うことはできませんが、自分では思いつかなかった切り口などが書いてあって凄く参考になる内容でした。

私の設定したキーワードや導入文章などを適切なものに変更すれば、もっと書いてもらいたい内容に近づける事ができると思います。これからは、適切なキーワードを設定する新たなスキル(センス?)が必要な時代になって行くのでしょうか?

 

AIの文章作成に興味がある方はネットで探してみて下さい。無料で試せるものもあるので、是非一度体験してみてください。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

※今回AIが生成した文章はフィクションです。事実と異なる内容が書かれている可能性があります。ご注意下さい。

 

 

 

 

不織布巾着のロングセラー!ほのか・花便り巾着のご紹介♪

こんにちは!

アサクラのゆっけです🐱

 

最近は外国人観光客の方を東京でも神奈川でも

本当によく見かけるようになりましたね😃

だんだんと世の中がコロナ前の明るい雰囲気に戻ってきているようで

嬉しい限りです✨

 

さて今回は不織布巾着のロングセラー

ほのか・花便り巾着のご紹介です!

 

こちらの商品は20年以上前に登場して以来アサクラの

人気商品です♬

程よいサイズ感と入れるものを選ばない汎用性のある柄が

人気の秘密なのかもしれません。

 

ほのか巾着

 

四角模様のグラデーションの華やかで癖のない柄の和風巾着です!

お弁当やお菓子、入浴剤、旅館のアメニティー入れなど

様々な用途でお使いいただけると思います!

 

花便り巾着

ラメ印刷の花柄が印象的な和風巾着です。

上品で主張しないデザインなのでどんな商品にもマッチします!

例えばお菓子詰め合わせなどに別途オリジナルの紙タグなどをつけて

店頭に並べると中身の商品の説明にもなり

巾着で商品が見えなくても

お客さんも安心して手に取ることができるかと思います!

花便り巾着は大サイズもありますので

入れる商品に合わせてお選びいただけます👍

 

 

2種類とも使い終わった後は小物入れや旅行の際に細かいものの仕分けなど

アフターユースもできますし、縫製でしっかりとした作りなので、

耐久性もバッチリなんです💪✨

何より軽いので旅行の時にも荷物にならず

気兼ねなく使えるのでぴったりだと思います✈️

 

近年紙などのエコ素材が注目を浴びていますが

不織布製でもこのようにしっかりとした縫製品で

2次利用できるものは使い捨てではないので

逆にエコなのでは❗️❓と個人的には思っております、、、!

 

いかがでしたでしょうか?

今回は原点回帰でロングセラー商品の

ほのか・花便り巾着のご紹介でした🌼

 

以前お客さまから伺ったお話で、

「ロングセラー商品は最初に人気が出て

一度人気が落ちてまた上がり、定番になる

人気が落ちてから上がるということは

何か人に引っかかるものがある」

というお話をしていただいたのを思い出しました💡

良い商品は時代に左右されず、普遍的なものなのかもしれませんね!

 

こちらのほのか・花便り巾着の詳細URLを貼っておきますので

ご興味ある方は見てみてください✨

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

PLA不織布の手提げをご紹介!

こんにちは!アサクラのもち子です✨

段々と暖かくなってきて、外へお出かけしたくなる季節に✨

さて、今回は何かと話題のPLAについて!

アサクラではPLA不織布を使ったバッグが作れるので、そちらをご紹介したいと思います!✨

 

PLA不織布について知りたい方はこちらをご覧ください!✨

asakuraya.hatenablog.com

 

 

 

PLA不織布のカラーは、白/黒/ベージュ の3種類✨

小判抜き手さげ

 

サイドガゼット手提げ

 

底マチ手提げ

などなど、色々な形状に加工できます!

 

 

 

 

その他の加工

超音波

取っ手部分にPLAと超音波加工することができます。

 

チャック

 

印刷

印刷は、フレキソ印刷シルクスクリーン印刷/インクジェット印刷/ホットスタンプ/箔押し などができます。

また、バイオマスプラマークを入れることができます。

※チャック付きのものはバイオマスプラマークを印刷することができません。

バイオマスプラマークの印刷はフレキソ印刷、またはシルクスクリーン印刷となっています。

 

 

アサクラではPLA不織布を使って各種手提げ、その他の加工ができます!というご紹介でした!

他にも巾着やV字袋など、様々な形状に加工できるので、イベントのノベルティや展示会用手提げなど、PLA不織布で作ってみるのはいかがでしょうか?

サイズやお見積もりなど、お気軽にアサクラまでお問い合わせください♪

 

それでは最後までお読みいただきありがとうございます!

以上、もち子でした👋✨

 

 




 

 

 

 

 

 

 

 

自社のアサコちゃんの部屋コンテンツ、改めて使ってみた〜現HP編

こんにちは〜

アサクラのぽろんです!🐶

 

今日は、弊社のHPにある、「アサコちゃんの部屋」の

コンテンツを実際に使ってみよう〜というコーナーです!✨

 

突然ですが、近々、HPをリニューアルする予定があり、

コンテンツも少し手を加えていこうかと思ってます。

 

みなさまに、楽しんでもらえるようなアイテムを考え中なのですが、

ひとまず、現行のHPのコンテンツを実際に使ってみて、何か見つかるかもしれない?

と思い、その過程をせっかくなのでブログにしてみました!✨

 

まずは、HPっと〜

 

 

アサコちゃんの部屋へ移動します。

画面を下にスクロールしていくと、おたのしみコンテンツがあります🌸

今回はこの中の「ぬりえ」を実際に作ってみたいと思います!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

 

ぬりえのデータをプリントアウト〜

今回は、色鉛筆で塗っていきたいと思います!

色鉛筆、たくさん削りました〜

これで準備完了✨

 

では早速塗っていきたいと思います!

童心に返ったような気持ちで夢中になって塗ってしまいましたぁー☺️

完成したのはこんな感じです!

 

 

仕上がりはともかく、、、

楽しく塗ることができました!👏✨

 

一通り、コンテンツを利用して感じたことをまとめます!

【まとめ】

・コンテンツの動線は問題ない。

・塗り絵以外のコンテンツを、もう少し充実させて実際に使えるものなども

 増やすと良いのではないだろうか。

・見て楽しい、作って楽しい、をベースにコンテンツを考えていく。

 

などが今回感じたことです。ほかにも色々検討事項はありますが。。

上記のことを踏まえて、リニューアル版の完成に向けて、手を加えていきたいと思います!

 

リニューアル版が完成したら、

追加コンテンツの紹介ブログもUPする予定です!!

みなさま、ぜひ訪れていただければと思います〜💖

 

 

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

以上、アサクラのぽろんでした!🐶✨

 

 

 

 

 

生分解頂上対決!PLA不織布対植物由来の生分解性フィルム、土に埋めたらどちらが先に分解するのか?!【その参】


こんにちは、アサクラのほつりんです。

 

 

長らくお待たせ致しまして誠に申し訳ございませんでした。

諸事情により経過報告を定期的にお伝えできませんでしたが、検証自体はひっそりと継続してました。だいぶ間が空いてしまいましたが現在の状況をご報告いたします。

 

生分解性の不織布やフィルムを土に埋めてどちらが先に分解するのか?という内容でスタートした本企画ですが、いつの間にかどうすれば分解するのか・・・に趣旨が変わってしまいました。

分解の第一段階である加水分解をさせる為に色々と試行錯誤してきましたが、結論から申し上げますと上手くいきませんでした。コンポストを再現しようと試行錯誤致しましたが、産業用コンポストの様な温度と湿度を維持する事は難しく、加水分解させる事は出来ませんでした・・・(T_T)

 

実際どんな感じなのと、気になる方もいると思いますので、約2年9か月経った今の状況を見て行きましょう!

 

 

 

結構栄養価の高い良い土に仕上がったと思います (笑)

早速、発掘していきたいと思います!

お、何か出てきました!

植物由来の生分解性フィルムですね。

見るから分解してませんね・・

PLA不織布も発掘されました。

こちらも変化なしですね。

後から追加で埋めた生分解性の紐もそのまま姿で発掘されました。

 

植物由来の生分解性フィルム

じっくり見ても分解がはじまってる感じじゃないですね・・

 

PLA不織布

シワシワになってますが、分解はしてないですね。

 

まとめ

生分解性の不織布やフィルム、紐などは、ただ土に埋めた程度は分解しない事が今回の検証で確認できました。

展示会などでPLA商品を取り扱う他の業者さんも、土に埋めたけど全然分解しないと言ってたので、簡単には分解しないのは間違いなさそうです。

 

以上の事から適切な設備で処理をしなければ、ただのプラゴミと変わらないという事になるので、正しい知識を持って取り扱わないと、逆に環境に悪影響をあたえる事になってしまう可能性があります。

今後、産業用コンポストなどの処理施設が整備されて、ちゃんと生分解されて処理できる環境になるまでは、ただの「植物由来のプラ」という認識の方が個人的には良い気がします。

 

個人的には非常に残念な結果でしたが、今回でこの検証は一旦終了致します。また新たな素材や処理方法などがでてきたら復活するかもしれませんが、取り敢えずの結論がでたのでこれで本企画は終わりに致します。また次の企画でお会い致しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

簡単華やか!V字巾着のご紹介

こんにちは!アサクラのゆっけです。

あと少しで2022年も終わりますね!🐯

1年の過ぎる早さが年々短くなっているように

感じます💦🕐

どうやらこのような現象を「ジャネーの法則」というらいしいです。

気になる方はぜひ調べてみてください、笑

 

今年1年は私自身いろいろと変化があり、大変でしたが

とても楽しい1年でした!(ざっくり)

残りの日々も風邪をひいたりしないよう

健康に気をつけながら過ごしたいものです〜!

みなさまも暖かくして睡眠をたっぷりとってくださいね☕️

 

さて今回は

簡単で華やかに包めるV字巾着🌸  のご紹介です。

さっそく一つ目はこちら!!

 

紙トレー付きV字袋です!

お菓子などの割れやすい商品を入れて

上を結ぶだけで完成です!簡単!

トレーがあるので入れるものの形が崩れずに

中身をしっかり守り梱包することができます✨

別途箱を用意する手間もないので、簡単にラッピングができます♬

写真の様に、そのまま結んでも良いですし

下の写真の様に結び目に紙タグをつけることで

ワンポイントにもなりますね!

袋自体は同じものを使い、季節のイベントごとに紙タグを変える

だけでも、印象を変えることができます🌷

ですがこれだけだとよくあるV字巾着ですよね?

今までと違う点があります、、それは、、、

生地です!

 

こちらはソフトタイプのPET不織布を使用しています。

 

この生地は個人的にすごく好きです。(推し👍)

一見紙の様に見えますが、トレーシングペーパーような

光沢感とパリパリとした質感で、適度な透け感もあります。

インクジェット印刷をすると、通常の不織布よりも発色が良く

綺麗に印刷が出ます✨

ただしインクジェット印刷の場合はロゴなどはっきりとしたものですと

印刷の特性上ぼやけたりにじんだりしてしまう可能性があり、

現在そこが課題ではあります💦

 

なので印刷をする場合は淡い色など目立ちにくいものが最適かなと思います!

 

少し制限がありますが、従来なかった質感や

風合いがあり、今後V字巾着で店頭などで

見ることができたら嬉しいなと思います!!

 

続いてはこちら!

窓付きV字巾着 です!

V字形状に窓がついた仕様です✨

生地はPP50gで先ほどのものよりも

しっかりとした生地感です!

こちらは見て分かる通り、中身を見せたいラッピングに最適です!

ぬいぐるみ/お菓子/入浴剤 などなど

中身が少しでも見えると、何が入ってるか確認できる安心感から

購入につながりやすいかと思います。

商品込みのラッピングなので、華やかさがぐっとアップして

店頭でも目立つこと間違いなしです🌻  

 

 

 




 

 



普通に上部を結ぶのでも良いですし

結ばずにビニタイで捻ってとめるとより華やかに🌼

ビニタイを用意する必要がありますが結ぶよりは手間が減るかと思います!

見た目もうさぎの耳のようでかわいですよね

イースター🐰のイベントなどでお菓子を入れても

良いかも!と思いました。

 

紙タグもリボンをビニタイにつけてねじるだけで

華やかになります🎀

リボンを結ぶのは時間がかかりますが

ビニタイでねじるだけなら簡単につけることができますし

たくさんの商品を詰める作業の場合、作業効率も

アップするかと思います!

 

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したものは、サイズや生地の種類など

オーダーメードでご相談も承りますので

気になるものやご質問などございましたら

ぜひお気軽にご連絡ください👏

 

このほかにもお客様に新しいご提案ができるように

2023年もアイデアをひねり出しながら考えていきたいと思います💪

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました〜✨

今年のブログ記事は最後になります!

皆様良いお年を〜〜🌷

 

 

 

 

【実験結果】不織布で一番劣化が早いのはどの種類?

こんにちは!(株)アサクラのもち子です!

最近はグッ寒くなってきましたね🧣🍃

今年もあと約1ヶ月、有意義に過ごしたいものです😊✨

 

さて、皆さまこの実験は覚えていますでしょうか???

asakuraya.hatenablog.com

 

asakuraya.hatenablog.com

 

asakuraya.hatenablog.com

 

なんと、この実験から2年8ヶ月が経ちました………時の流れは早い…

 

今回はこの実験の結果のまとめとなります!
この実験知らないよ〜という方は、ぜひ最初から順に見て頂くことをおすすめします!

さて、結果はどうなったのでしょうか?!?!

見てみましょう!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

見た感じは変わってなそさう👀   (海外PP70gは反り返っていますが…)

しかし触ってみたり、引っ張ってみたりしたところ、変化がありました!!

↓↓↓

こちらの3種類が劣化していました!

特にPET/PP不織布30gと海外PP不織布70gがかなり劣化している感じがしました。

ちょっとズームで見てみましょう

↓↓↓

PET/PP不織布30gは長繊維不織布です。

引っ張ってみると、繊維がほどけていくような感じでした。それと粉が舞いました…

もともと厚みが薄いというのもあって、劣化が早かったと考えられます。

 

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海外PP不織布70gも同じように引っ張ってみたところ、簡単に破れてしまいました。

それと表面がざらざらした手触りで粉っぽい感じです。

海外不織布は材料のポリプロピレンの他に、炭酸カルシウムも多く含まれている為、70gという目付けですがかなり劣化が見られたと考えられます。


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ナイロン不織布は最初劣化していないと思ったのですが、通常のものと破れ具合を確認したところ、それなりに劣化していたことが判明!

通常のナイロン不織布は、引っ張ってもなかなか破れなかったです!

 

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他の原反は特に劣化した様子は見られませんでした!

引っ張ってみた様子↓↓↓

 

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〜結果〜

<劣化した不織布>

・PET/PP不織布30g

考えられる理由:元々厚みが薄く、主な素材のポリプロピレンは光(紫外線)や熱に弱いので劣化が早かった。

 

・海外PP不織布70g

考えられる理由:材料のポリプロピレンの他に、炭酸カルシウムも多く含まれている為、70gでも劣化が目立った。

炭酸カルシウム…不織布を白くするのに必要なものです。入れると白くなるが、劣化が早い。

 

・ナイロン不織布40g

考えられる理由:元々厚みが薄く、ナイロン素材はガスや光(紫外線)により黄変した為、劣化が進んでいた。

 

 

<変化が無かった不織布> 

・再生PET 70g

考えられる理由:PET(ポリエチレンテレフタレート)は元々耐久性の高い素材です。ごみとして投棄した時に分解されず土に戻ることもない為、劣化は余程のことがない限りしないと考えられます。耐久性が高いということはリサイクルに向いている素材とも言えますね!

 

・PLA 70g

考えられる理由:PLA(ポリ乳酸不織布)は、トウモロコシやジャガイモなどに含まれるデンプンなどの植物由来のプラスチック素材です。素材としては再生PETと同じ、耐久性の高いPETの仲間ですので、劣化はしなかった。

 

・国内PPナチュラル 70g

考えられる理由:厚みもあり、炭酸カルシウムが入っていないので劣化は進まなかった。

 

・国内PPホワイト 70g

考えられる理由:国内PPホワイトは仕上がりの色を白にするため、炭酸カルシウムが入っていますが、海外PP不織布に比べて混入量が少ない為か今回は変化無し。

 

〜まとめ〜

PP不織布やナイロン不織布は紫外線やガスなどの影響を受けやすいので劣化しやすいということでした。また、不織布を白くするために入れている炭酸カルシウムも劣化の原因の1つということも分かりました。

不織布製品を使用する際は覚えておくといいかもしれません😌

様々な影響を受けて劣化はしますが、使用頻度や使い方、保管方法などで変わってきますので、今回の実験はあくまで参考になります😌

この実験結果で皆さまのお役にたてれば幸いです!✨

 

 

如何でしたでしょうか?!この実験はここで完結となります!

2年8カ月という長い実験でしたが、お付き合い頂きありがとうございました!

引き続き、不織布の魅力や疑問を見つけて発信できたらと思います〜!!✨

ではまた👋



 

 

【第2弾】プレゼントキャンペーン !

こんにちは!(株)アサクラのもち子です✨

朝晩が寒くなってきました〜〜🍃

そしてそして!今月末はハロウィン🎃ですね!

お店を覗いてみるとたくさんのハロウィン商品や装飾品…心がワクワクします😊✨

 

 

さてさて!

またツイッターでキャンペーンをさせて頂くことになりました!!!

その名も…

\\1300フォロワー様達成記念//

アクリルキーホルダー&ブックカバー プレゼントキャンペーン!!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

な、なんと!ついに!

弊社オリジナルキャラクターのアサコちゃんが!

アクリルキーホルダーになりました〜〜〜!!!!!👏👏👏👏👏👏👏👏👏

もちろん、キンチャクちゃんも一緒ですよ✨

 

「アサコちゃんのアクリルキーホルダー作りたいなぁ…」

と呟いていたらまさかの実現!!!!!

ありがとうございます!!!!!👏👏👏👏👏拍手の嵐👏👏👏👏👏

ちなみにバランス良く自立します(笑)

 

 

そして!!!

必要な時に、必要な分だけ!
レーザープリンタで印刷できるプリンタブルシリーズ!

プリンタブルシリーズは…

◎お手持ちのレーザープリンタで1枚から作れる!
◎製版不要!自分の好きなデザインでフルカラー印刷!
◎とても丈夫で長持ちする不織布製!ソフトな手触りが特徴!

今回はアサコちゃんのアクリルキーホルダーと一緒にプリンタブルブックカバーの文庫サイズとB6サイズもプレゼントします✨✨✨

 

皆さまのご応募お待ちしております!!✨

(応募にはツイッターのアカウントが必要です!)

 

よろしくお願いします♪

最後までお読み頂きありがとうございました✨✨✨

以上、もち子でした👏

 



 

 

ショールームの模様替え!風呂敷 ア・ラ・カルト

こんにちは〜

アサクラのぽろんです!🐶

 

10月に入ってだんだん寒くなってきましたね🍃

夏が終わり秋の始まりを感じて、洋服の衣替えをしました!

季節の変わり目には、いつもどんな服を着たら気温に丁度良いのか

わからなくなってしまうので、気温の変化に注意して、

毎日の天気予報をしっかりチェック✨しております。

 

 

さて、今回はショールームの衣替えならぬ、模様替えです!

8月のブログでもご紹介させていただきましたが、

弊社のショールームは、自社製品や実績サンプルなどを

毎回テーマにそって展示しております🌸

小田急線 南新宿駅降りて左へ 徒歩数秒の駅近です!)

 

ということで、今回のテーマはこちら!

「風呂敷 ア・ラ・カルト」です!!

 

この商品は、1978年ころから発売を開始しました。

ととと。。いうことは 44年!?

かなりロングセラー商品ということですね🌸✨

みなさまから、長年ご愛顧いただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!!

 

 

 

今回は、風呂敷を色々な形に包んで展示しています!😊

(毎度、ガラスの反射で中身が見えにくく、申し訳ございません😅)

こちらは、春に向けた展示です🌸🌸🌸

お花が咲く季節に最適な、華やかな柄もご用意しております。

こちらは、お花見のお弁当などにおすすめ🍱

 

 

 

続いてはこちら↓

風呂敷でいろんな形を包んでみました!

風呂敷のとても優れたところは、

✨✨どんな形でも形状に適応して包めるところ✨✨です!

瓶や本、お重箱や丸みのあるものなど、

それぞれ包み方などがあり、それに習って包むと

見事に中のものを包めます!

昔の人の知恵は素晴らしい✨✨

また、見た目にも優美さがあり上品なものへと仕上げてくれる優れものです!

 

 

 

 

こちらはお正月のお重箱用のサイズの展示になります↓

お重箱用に大きいサイズのもので、

🎍お正月に適した柄も多く取り揃えております!🎍

 

ここで豆知識!お重箱には実は意味があるそうで、

「良いことが重なるように」という願いが込められているそうです。

(し、、しらなかった、、!)

そのお重箱を風呂敷で包むことで、そこに込められた

「思い」も一緒に包むことができるのではないでしょうか🌸

 

最近、環境への配慮からエコバッグなどを使いことが一般的になっていて、

風呂敷への注目度も上がっています。

色々な包み方を覚えれば、様々な場面で活用でき、

使わないときはコンパクトにたためて、

とっても便利!

 

私は最近、家にある風呂敷を旅行に行くときの

荷物をまとめる時とかに使ったりしています。

荷物のサイズに合わせて自由自在に包めるので、

旅行のスーツケースに一緒に入れてあります!

 

みなさまも是非一度、風呂敷に触れて

包む楽しさを再発見してみませんか?

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!🌟🌟🌟

以上、アサクラのぽろんでした!🐶

 

 

商品詳細についてはこちら↓ ア・ラ・カルト

https://www.asakura-inc.co.jp/houzai.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脱プラ素材 用途ごとのおすすめ代替え素材 【包材編】

こんにちは!アサクラのほつりんです。

今回は、脱プラの代替え素材について考えてみました。

スーパーなどでも様々のものが脱プラ素材に切り替わっていますが、その素材がどの程度環境に良いのか、切り替える意味があるのかなどを一度考察してみたいと思います。

 

 

完全独断「地球に優しい脱プラ素材評価」包材編

包材業界で流通している、主な脱プラの代替え素材を、完全な独断ですが評価してみました。いろいろと異論はあるとは思いますが、あくまで個人的なイメージなので、参考程度にご覧ください。

 

星マークの意味はこんな感じです。

★★★★ 完璧!今すぐ全てこの素材に差し替えよう!

★★★☆ 素材その物は地球に優しいが、まだ課題もある。

★★☆☆ 脱プラ過渡期のスタンダード、徐々に完璧を目指そう!

★☆☆☆ 気休め程度、脱プラへの第一歩としては良いのでは?

 

・PLA(ポリ乳酸)不織布 ★★★☆ 

植物由来の生分解性不織布です。トウモロコシやサトウキビなどから取れるデンプンを原料にして作られたポリエステル系の不織布です。カーボンニュートラルや生分解が売りの素材ですが、地味に抗菌効果もあるのが特徴です。

課題として製造時に現段階では、通常のプラより環境負荷があると言われています。(販売する側としては隠しておきたい事実・・(;゚Д゚))その辺は徐々に改善されている様です。あと、これは環境素材全体に言える事ですが、現状のプラ品より価格が高い事です。これも生産体制が整えば徐々に改善されると思われます。

とは言っても現状最適解の一つなのは間違いないかと思います。植物由来ほぼ100%で生分解は素晴らしいと思います。

 

さらに詳しく知りたい方はこちらの記事も↓

 

・Bio PBS 植物由来の生分解性フィルム ★★★☆

こちらもトウモロコシなどの植物由来の原料で作られた生分解性のフィルムです。

フィルムの代替えはこちらがおすすめです。

自然界の微生物の力で、水と二酸化炭素に分解される特徴を有した環境に優しい素材です。分解されることでプラスチック廃棄物の削減にも貢献します。
また、一般的な生分解性樹脂の中では高い耐熱性や加工性を有していますので、これらの特色を活かせる用途での使用が見込まれます。

課題は、フィルムの代替えとしては高価な事です。現状最も安価な素材の一つであるフィルムと比べると・・・幾ら環境に良いとはいえ、コストが厳しいのも事実です。その他に透明度や厚みなどの問題もあります。これの課題をいかにクリアするのかが、今後の普及に大きく影響をあたえそうです。

 

・海洋生分解性フィルム ★★★☆

こちらは生分解性フィルムの海水で分解するタイプです。ウミガメさんも安心のフィルムが登場しました。*1 課題は、ほぼ通常の生分解性フィルムと同じです。

 

実際どれくらいで分解するか実験してみました↓


バイオマス25%未満の不織布・フィルム ★☆☆☆

このバイオマス割合が25%未満のものは、個人的には少し微妙ですが、けして無意味とは思いません。CO2削減への第一歩としては良いと思いますし、過渡期に少ない設備投資でも製造できるので、普及し易いというメリットもあります。あと、価格の上昇を抑える事ができるので、代替えとして利用し易いのも良いところです。

千里の道も一歩よりという事です。

 

バイオマス25%以上の不織布・フィルム ★★☆☆

レジ袋の有料対象外になる、言わば政府お墨付きの環境配慮素材です。

高いカーボンニュートラル効果を得れる、脱プラ代替え素材のスタンダードとも言える存在です。今後は、価格や生産性を向上しながら配合率を上げて行くのが課題です。

 

・リサイクルPET100%不織布 ★★☆☆

回収されたペットボトルをリサイクルして出来た、再生PETを約100%*2使用して作られた長繊維不織布です。

ペットボトルをリサイクルする事により、ペットボトル関係のCO2の総排出量(資源採取から廃棄までの)が約42%削減*3されます。

PETなのでPPの様なしなやかさはありませんが、ほぼ同等の加工性があるので、十分に代替えの候補になるのではないでしょうか?

 

・天然素材関係(コットンなど植物繊維) ★★★☆

土に還る天然素材です。コストや加工性が問題なければ、脱プラ代替えの第一候補にしたいそんな素材です。フィルムや不織布の様に熱圧着できないので、袋にする場合は縫製する事になります。海外なら問題ありませんが、国内で作ろうとするとコストが厳しい場合もあります。

用途やスペックが合えばですが、植物由来の天然素材はおすすめの候補です。

 

・紙  ★★★☆

各種パッケージが紙に切り替わって、脱プラの象徴的な扱いでもてはやされていますが、紙=エコとは単純には言えないので注意が必要です。

紙袋を作るのに必要なエネルギーは、プラ袋の4倍使うと言われています。

また、紙に切り替えた場合プラ袋に比べてかさばるので、輸送コストなどの負担も多くなる可能性もあるので注意が注意が必要です。

耐久性もプラ程ないので繰り返し使える分、不織布などの方が考え方によってはエコかもしれません。紙も万能ではないので、使い分けが必要だと思います。

 

 

まとめ

個人的な感想になりますが、現状★★★★の完璧な代替え素材はありませんでした。それぞれ課題があり、環境負荷、コスト、加工性などを全てが完璧な素材は現状見当たりませんでした。それでもこれからの更なる進化によって★★★★になる可能性を秘めたものは幾つかありました。

プラ製という低コスト品の代替えの難しさは、環境には良いけど、高くなるのは受け入れ難いというコスト面の問題が大きい気がします。今後普及が進めばコストが下がる期待がもてますので、今後も積極的に環境素材を使い続けて行くことが大切ではないでしょか?

 

その他にも、お米や石灰石などを使用したものなど、今回ご紹介出来なかった代替え素材は、まだまだ沢山ありますが、また次回の機会にご紹介出来ればと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 




※考察内容は製造メーカーの説明やセミナー、展示会、ネット情報などから得た素材情報を個人的解釈でまとめたものです。

*1:実際には分解するのに数か月かかるので、海に廃棄してはダメです

*2:厳密には数%他の樹脂が含まれています

*3:PETボトルリサイクル推進協議会HPより